「頭痛がするけど、バファリンとイブ、どっちを飲めばいい?」
「生理痛にはイブの方が効くって本当? バファリンとの違いは何?」
ドラッグストアの棚で最も目にするこの2つ。実は、中身の主成分が全く違います。
バファリンは「アスピリン」、イブは「イブプロフェン」という成分が主役です。
25年の経験を持つ薬剤師が、それぞれの得意分野を一目でわかる比較表にまとめました。
1. 【一目でわかる】バファリンA v.s. イブA錠 比較表
| 特徴 | バファリンA | イブA錠 |
| 主成分 | アスピリン(アセチルサリチル酸) | イブプロフェン |
| 得意な症状 | 頭痛・発熱・関節痛 | 生理痛・ひどい頭痛 |
| 成分の強さ | 標準的(安定感がある) | やや強め(痛みのもとをブロック) |
| 胃への優しさ | 〇(ダイバッファーHT配合) | △(空腹時は避けるべき) |
| 15歳未満の使用 | 不可(ライ症候群のリスク) | 不可 |
| 眠くなる成分 | 入っていない | 入っている(鎮静成分配合) |
2. あなたはどっちを選ぶべき?
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バファリンAを選ぶべき時
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仕事中なので、絶対に眠くなりたくない。
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胃への負担を考えつつ、しっかり熱や痛みを下げたい。
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昔から飲み慣れていて、安定した効果を求めている。
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イブA錠を選ぶべき時
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生理痛がひどく、痛みの原因をしっかり抑えたい。
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痛みが強くて、少しリラックスして(眠くなって)休みたい。
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粒が小さくて飲みやすい薬を求めている。
3. 薬剤師が教える「一生使える」飲み分けの知恵
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「眠気」の有無を確認して選ぶ
「バファリンA」には眠くなる成分が入っていませんが、「イブA錠」には眠気を誘う鎮静成分が入っています。運転前や会議前なら、バファリンを選んでおくのが無難です。
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子供にはどちらもNG!
意外と知られていないのが年齢制限です。バファリンAもイブA錠も、15歳未満は服用できません。お子さんには、以前紹介した「カロナール(アセトアミノフェン)」系の子供用を選んでください。
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胃を守るための「一工夫」
どちらも「空腹時を避ける」のが基本ですが、どうしても食事が摂れない時は、コップ1杯の多めの水で飲むか、牛乳と一緒に飲むことで胃への直接的な刺激を和らげることができます。
まとめ:痛みの種類と「その後の予定」で選ぼう
「仕事中ならバファリン」「生理痛でゆっくり休みたいならイブ」。
このシンプルな使い分けを知っているだけで、痛み止めの失敗は格段に減りますよ。
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